2021年01月19日
マイディアフレンド~恋するコンシェルジュ(原題:我的真朋友)
ダン・ルン×アンジェラ・ベイビー主演作。ローマロケのシーンもあって、ちょっとだけ海外旅行気分も味わえる映画。舞台は上海。ダン・ルンはともかく、相変わらずのアンジェラ・ベイビーの演技の下手さっぷりというか能面ぶりに我慢しながら最後までなんとか視聴。
原題:我的真朋友
公開:2019年
監督:チャン・スーリン
脚本:メイ・インジュ
主演:ダン・ルン、アンジェラ・ベイビー、チュー・イーロン
お薦め度:☆☆☆(2.5)
ジャンル:ラブロマンス
華流ドラマに最近嵌ってよく見ているけど、やっぱり華流ドラマは時代劇のほうが面白いと改めて思いながら視聴。韓国ドラマに比べても話数が長いので、現代劇だと途中で中だるみしちゃって、いらないエピソードとかも入ってたりするので、もう少し短くてもいいんじゃないかな、と。とはいえ、韓国ドラマに比べ一話の時間が45分と短いので、韓国ドラマの1時間15分✛/-と比べると韓国ドラマの1話が2話分とざっくり見積もると1.25倍くらい、、の長さになるのかも。でも感覚的に1.5倍以上の気がする。。。けど。
本作は定番の三角関係もので、ヒロインのアンジェラベイビー巡って、ダンルンとチューイーロンが争うという。で結局最後は、題名になっているとおり、憧れの君より、隣にいる身近な友達を選ぶという、まああるあるストーリー。ダンルンがフラワーショップのCEO役で出ているドラマもだけど、中国の現代劇のビジネスの陰謀の書き方がとても稚拙で、、、そんな分かりやすいことやらないだろう、っていうレベル。なので現代劇を見てると、やっぱりビジネス面では中国ってまだまだこのレベルなのか、と思わせられる。
中国の不動産事情とか新しいことも分かった点は収穫。にしても、アンジェラベイビーはモデル出身というより、他の俳優さんがみんな有名な演劇系の大学出てるのに、顔だけで俳優転身したせいか、いつまでたっても演技は、周りに助けられて感がぬぐえない。本作のヒロインみたいに、ただ真面目で愚鈍な役は、地でいけるからまあ見ていられるけど、バリキャリ女性とか、まあキャラクターにちょい色がついているようなのは多分無理だろうなあと、改めて感じた。
原題:我的真朋友
公開:2019年
監督:チャン・スーリン
脚本:メイ・インジュ
主演:ダン・ルン、アンジェラ・ベイビー、チュー・イーロン
お薦め度:☆☆☆(2.5)
ジャンル:ラブロマンス
華流ドラマに最近嵌ってよく見ているけど、やっぱり華流ドラマは時代劇のほうが面白いと改めて思いながら視聴。韓国ドラマに比べても話数が長いので、現代劇だと途中で中だるみしちゃって、いらないエピソードとかも入ってたりするので、もう少し短くてもいいんじゃないかな、と。とはいえ、韓国ドラマに比べ一話の時間が45分と短いので、韓国ドラマの1時間15分✛/-と比べると韓国ドラマの1話が2話分とざっくり見積もると1.25倍くらい、、の長さになるのかも。でも感覚的に1.5倍以上の気がする。。。けど。
本作は定番の三角関係もので、ヒロインのアンジェラベイビー巡って、ダンルンとチューイーロンが争うという。で結局最後は、題名になっているとおり、憧れの君より、隣にいる身近な友達を選ぶという、まああるあるストーリー。ダンルンがフラワーショップのCEO役で出ているドラマもだけど、中国の現代劇のビジネスの陰謀の書き方がとても稚拙で、、、そんな分かりやすいことやらないだろう、っていうレベル。なので現代劇を見てると、やっぱりビジネス面では中国ってまだまだこのレベルなのか、と思わせられる。
中国の不動産事情とか新しいことも分かった点は収穫。にしても、アンジェラベイビーはモデル出身というより、他の俳優さんがみんな有名な演劇系の大学出てるのに、顔だけで俳優転身したせいか、いつまでたっても演技は、周りに助けられて感がぬぐえない。本作のヒロインみたいに、ただ真面目で愚鈍な役は、地でいけるからまあ見ていられるけど、バリキャリ女性とか、まあキャラクターにちょい色がついているようなのは多分無理だろうなあと、改めて感じた。
2021年01月18日
(映画)権力に告ぐ(原題:블랙머니)
大好きなジャンルの経済・金融映画。VPNで韓国のNetflixに繋いで韓国語字幕で視聴。日本での公開は、2020年10月~と国内ではまだ新作扱い。
原題:블랙머니
公開:2019年
監督:チョン・ジヨン
脚本:ハン・ヒョングン
主演:チョ・ジヌン、イ・ハニ
ジャンル:経済ドラマ
お薦め度:☆☆☆
この映画のベースは、2003年にアメリカ系ファンドのローンスターが韓国外換銀行を安値で買収した後、売却で多額の利益を得たことで論争を巻き起こした事件。資産70兆ウォンの銀行を、1兆7千億円で買収し、その後売却によるEXITで多額の利益を得た事件をもとにしている映画。去年みた「国家が破産する日」同様、大好きなジャンルの映画で、引き込まれながら一気に最後まで視聴。投資ファンドの世界にいた私からすると、あるある、でそんな驚きはなかったけど。ちなみに、日本の銀行だと新生銀行もJCF(JCフラワーズ)という米系の投資ファンドが買収した。でもここは残念ながら、投資失敗で撤退...だったけど。
本作でびっくりしたのは、イ・ハニの英語。さすがソウル大卒のインテリだけあって、めちゃくちゃ綺麗な発音で流暢な英語。まさにネイティブっていってもいいくらいのレベルで、私が働いていた外資系の金融でもこれだけ話せる日本人なんてそうそういない。
今回の映画を見ながらちょこちょこ分からない単語が出てきたので、PapagoというNaverが出している翻訳アプリを使いながら視聴したが、これが思ったより使えてびっくり。最後のクレジット直前に出てきた、文章も正確に訳してくれた。機械翻訳の精度が凄く上がってきているなあ、と感じつつ視聴を完了。
原題:블랙머니
公開:2019年
監督:チョン・ジヨン
脚本:ハン・ヒョングン
主演:チョ・ジヌン、イ・ハニ
ジャンル:経済ドラマ
お薦め度:☆☆☆
この映画のベースは、2003年にアメリカ系ファンドのローンスターが韓国外換銀行を安値で買収した後、売却で多額の利益を得たことで論争を巻き起こした事件。資産70兆ウォンの銀行を、1兆7千億円で買収し、その後売却によるEXITで多額の利益を得た事件をもとにしている映画。去年みた「国家が破産する日」同様、大好きなジャンルの映画で、引き込まれながら一気に最後まで視聴。投資ファンドの世界にいた私からすると、あるある、でそんな驚きはなかったけど。ちなみに、日本の銀行だと新生銀行もJCF(JCフラワーズ)という米系の投資ファンドが買収した。でもここは残念ながら、投資失敗で撤退...だったけど。
本作でびっくりしたのは、イ・ハニの英語。さすがソウル大卒のインテリだけあって、めちゃくちゃ綺麗な発音で流暢な英語。まさにネイティブっていってもいいくらいのレベルで、私が働いていた外資系の金融でもこれだけ話せる日本人なんてそうそういない。
今回の映画を見ながらちょこちょこ分からない単語が出てきたので、PapagoというNaverが出している翻訳アプリを使いながら視聴したが、これが思ったより使えてびっくり。最後のクレジット直前に出てきた、文章も正確に訳してくれた。機械翻訳の精度が凄く上がってきているなあ、と感じつつ視聴を完了。
2021年01月17日
(映画)マルモイ 言葉集め(原題:말모이)
通っている翻訳学校の友達に薦められた作品。習っている先生が字幕、吹替共に担当の作品で、実話を基にしたお話。反日というか抗日のシーンがたくさん出てくるので、重めの内容だし、日本人としては見ていると気分が重くなる映画なのでミニシアター好きで考えさせられる映画が好きな人向け。VPNで韓国のnetflixに接続し、韓国語字幕で視聴。
原題:말모이
公開:2019年
監督:オム・ユナ
脚本:オム・ユナ
主演:ユ・へジン、ユン・ゲサン
お薦め度:☆☆☆(2.5)
ジャンル:ドラマ
英語の題は「The secreat mission」で原題からはちょっと離れた題名になっているけど、日本語はそのままマルモイと韓国語をカタカナ読みした題名になっている。副題として日本語訳の「言葉集め」の訳語が追加されている。題名はストーリーそのままで、日本支配下の朝鮮における、朝鮮語辞書編纂にまつわる実話が書かれている。でもこの映画を見て、なぜ韓国語の中に「日本語と似た単語」が多いのかの理由を理解することができた。日本統治下の時代に、朝鮮人に対して日本語教育を施した名残で、日本語が残っているんだなあ、と。だから、日本人にとっては韓国語は単語の点で共通の単語が多く、学びやすい言語なんだと、ストンと腹落ちした。
とはいえ、まだ中国もだが、韓国でもこうした日本統治下とか、反日を煽るような映画やドラマが制作されていることにちょっと日本人としては悲しさも感じえない。まあ、記憶として残す必要はあるんだろうけど、映画だとどうしても脚色されているし、(実際はもっと酷いのかもしれないけど)、見た人はそのまんま「反日」のイメージが自然に植え付けられてしまう。
そのため、伝えたいメッセージの「言葉は文化」であるという点よりは「反日」にスポットが当たってしまう気がして個人的にはあまりいい気はせず見ていた。
でも、映画としては韓国でもそこそこの興行成績を上げ、日本では吹替も字幕版も制作されているということで、それなりに予算をとっているところをみると、何らかの意図をもって日本人に見てもらいたいと思っているんだなあ、という制作会社の意図は感じる。因みに制作会社は「インターフィルム」という会社で韓国映画やドラマではほぼ聞かない会社が買い付けている。内容的にも興行成績的にも日本ではあまり受けないだろうと思い、韓国映画やドラマを買い付ける大手が手を出さなかったんだな、と思った。恐らく内容的にも、韓国側も日本に輸出は考えていないだろうから、コンテンツとしてはそれほど高くはなかったので、多分吹替、字幕の両方を作成する予算が取れたんだろう、なあと思う。
繰り返し、ミニシアター系好きの人はみてみてもいいかな、の映画。
映画にキュンキュンを期待する人には全くお薦めしない作品。
原題:말모이
公開:2019年
監督:オム・ユナ
脚本:オム・ユナ
主演:ユ・へジン、ユン・ゲサン
お薦め度:☆☆☆(2.5)
ジャンル:ドラマ
英語の題は「The secreat mission」で原題からはちょっと離れた題名になっているけど、日本語はそのままマルモイと韓国語をカタカナ読みした題名になっている。副題として日本語訳の「言葉集め」の訳語が追加されている。題名はストーリーそのままで、日本支配下の朝鮮における、朝鮮語辞書編纂にまつわる実話が書かれている。でもこの映画を見て、なぜ韓国語の中に「日本語と似た単語」が多いのかの理由を理解することができた。日本統治下の時代に、朝鮮人に対して日本語教育を施した名残で、日本語が残っているんだなあ、と。だから、日本人にとっては韓国語は単語の点で共通の単語が多く、学びやすい言語なんだと、ストンと腹落ちした。
とはいえ、まだ中国もだが、韓国でもこうした日本統治下とか、反日を煽るような映画やドラマが制作されていることにちょっと日本人としては悲しさも感じえない。まあ、記憶として残す必要はあるんだろうけど、映画だとどうしても脚色されているし、(実際はもっと酷いのかもしれないけど)、見た人はそのまんま「反日」のイメージが自然に植え付けられてしまう。
そのため、伝えたいメッセージの「言葉は文化」であるという点よりは「反日」にスポットが当たってしまう気がして個人的にはあまりいい気はせず見ていた。
でも、映画としては韓国でもそこそこの興行成績を上げ、日本では吹替も字幕版も制作されているということで、それなりに予算をとっているところをみると、何らかの意図をもって日本人に見てもらいたいと思っているんだなあ、という制作会社の意図は感じる。因みに制作会社は「インターフィルム」という会社で韓国映画やドラマではほぼ聞かない会社が買い付けている。内容的にも興行成績的にも日本ではあまり受けないだろうと思い、韓国映画やドラマを買い付ける大手が手を出さなかったんだな、と思った。恐らく内容的にも、韓国側も日本に輸出は考えていないだろうから、コンテンツとしてはそれほど高くはなかったので、多分吹替、字幕の両方を作成する予算が取れたんだろう、なあと思う。
繰り返し、ミニシアター系好きの人はみてみてもいいかな、の映画。
映画にキュンキュンを期待する人には全くお薦めしない作品。