2020年12月21日

サバイバー:60日間の大統領(原題:60일, 지정생존자)

 2019年7月から韓国で放送されていた面白いとの評判の作品。米国版サバイバーのリメイク版。
内容が難しいからか、留学中に韓国語で見ていたけど全然嵌れず、途中で断念。結局Netflixで日本語字幕で観賞し、その面白さを堪能できた作品。

原題:60일, 지정생존자
公開:2019年
監督:ユ・ジョンソン
脚本:キム・テヒ
主演: チ・ジニ、イ・ジュニョク、ホ・ジュノ、カン・ハンナ、ペ・ジョンオク、キム・ギュリ
ジャンル:サスペンス
お薦め度:☆☆☆(3.5)

 

 視聴してから随分時間が経過してから、備忘を書き始めると意外と、、、記憶が曖昧。米国ドラマのリメイクということもあって、Suitsなどと同様、謎解き要素ありのドラマに仕上がってて、男性がみても十分楽しめるドラマ。実際、視聴を薦めてくれたのも、韓国での私のゴルフの先生。
 ストーリーは国会議事堂で爆発テロが起き、その犯人を捜すというものだが、要は「危機を醸成すること」で国民を結束させ、国を動かしていこうという意図が隠されていて、さすが、韓国、とちょっと思わせられる。テロと政治と国家権力ってVagabondもまさにそんな感じ。


 本作、備忘を書いていて、カン・ハンナが国家情報局の主要な役どころとして出演していたことを知る。カン・ハンナは「スタートアップ」でスジのお姉さん役を演じているけど、どうも「麗」で初めて見たときから、ちょっと性格きつめ、上昇志向の強い出来る女系ってキャスティングが多いのかも。確かに顔もキレイだけど、きつめだし。

 チ・ジニは毎回だが、本作も清廉潔白な政治家の役。チ・ジニは「トンイ」しかり、「チャングム」しかり、役どころは毎回いい役が多い。唯一の悪役は「ブラッド」くらいかも。

 

stellaombra at 15:49|PermalinkComments(0)韓流 | チ・ジニ

一度行って来ました(原題:한 번 다녀왔습니다)

 KBSの週末ドラマ。長かった。100話。毎週録画し完。
週末のホームドラマってことで、当然本国でも人気で平均視聴率28%と高視聴率。
ポジティブトーンで「離婚」を扱っていて、改めて韓国社会も変わってきたなあ、と思う。

原題:한 번 다녀왔습니다
公開:2020年(KBS)
監督:イ・ジェサン
脚本:ヤン・ヒスン、アン・アルム
出演:イ・ミンジョン、イ・サンヨプ、チョン・ホジン、チャ・ファヨン、イ・ジョンウン、オ・ユナ、イ・ジョンウン他
ジャンル:ホームドラマ
お薦め度:☆☆☆(長いので見るには体力、気力、そして時間が必要)

   


 主演はイ・ミンジョン×イ・サンヨプなんだけど、まあ半年間の週末ドラマってこともあってこの二人が出ずっぱりというわけでもなく、とにかく出演者も多く、とにかくもりもりの内容。「黄金色の私の人生」に出てたチョン・ホジンが本作もお父さん役で出てて、「ボーイフレンド」で財閥の会長役チャ・ファヨンがお母さん役、そして「神との約束」で悪女役を熱演のオ・ユナが元スッチーのシングルマザー役、「パラサイト」の家政婦役のイ・ジョンウンがドラマのキーとやる役を熱演と、とにかくみたことある、の俳優さんがたくさん出てくる。
  
 ストーリーはこんなの現実にあったら、両親は大変だろう、だけど、子ども4人が全員離婚してしまう、という序盤からドラマが始まり、この4人の子どもの離婚と再出発、それに絡め、家族とは?って考えさせる内容になってて、ある意味KBSの王道路線って感じかな。で、離婚の過程はサラリって描いてるからか、ドロドロ感があんまりなし。で、結局離婚しちゃうんだけど、うち二人が結局元鞘に収まる(ネタバレ、、、)という。でもって、やり直しがきかなかったのはいずれも、浮気が原因でダメになっちゃったカップル。ということで、まあ「浮気」はNGみたいな描き方にしてるのもさすが公共性の高い電波のKBSって感じ。


 時間があり、恋愛ものとかに興味がなくって、韓国の文化や今を知りたい人にはお薦めかな。

stellaombra at 00:03|PermalinkComments(0)韓流 | その他―韓流

2020年12月20日

カンテク〜運命の愛〜(原題:간택 - 여인들의 전쟁)

 次世代時代劇クイーン、チン・セヨン×キム・ミンギュ主演作。チン・セヨンは「ドクター~異邦人」でイ・ジョンソクの相手役として初めて見た女優さんで当時はまだ20歳でほんと若い。どちらかというと美人系の女優さんかな、と。キム・ミンギュは本作で初見かも。

原題:간택 - 여인들의 전쟁
公開:2019年
監督:김정민  キム・ジョンミン
脚本:최수미 チェ・スミ
主演:진세연, 김민규, 이시언, 도상우, 이열음 チン・セヨン、キム・ミンギュ、ト・サンウ、イ・ヨルム
ジャンル:時代劇、ラブロマンス
お薦め度:☆☆☆(2.5)

 

 ストーリーはチン・セヨン演じるウンボが双子の姉が殺された事件の真相を探るって感じのサスペンス仕立てで展開していく。サスペンスの中に、三角関係のラブラインが入り込んでっていうあるあるの王道路線のドラマ。

 でも残念ながら、回を追うごとに個人的にはつまらなさが増していって、最初の方は3回+くらい見返していたのに最後は脚本の雑さが目立ち、流し見になってしまった。時代劇なのに、現代劇っぽい感じに段々流れていって、、、重々しさが消えて、軽い感じになっていったのもちょっと残念んだった。

 嵌れるドラマを見つけるというか、最初から最後まで繰り返しみたいって思えるドラマに出会える確率ってほんと低いなあ~と改めてしみじみ思う。で、途中離脱しちゃうかどうかは、全て出ている俳優さんが好きかどうかにかかってくるので、、、キャスティングってほんと大事。私はやっぱり女性なので、どうしても出ている男性の俳優さんに嵌れるか嵌れないか、に結構左右されちゃうので、本作は残念ながら感情移入ができず、しかも嵌れずじまいだったので、最後は自然消滅チックな完走になってしまった。


stellaombra at 23:21|PermalinkComments(0)韓流 | その他―韓流