2019年12月

2019年12月28日

(映画)その日の雰囲気(原題:그 날의 분위기)

ムン・チェウォン主演映画。何となく見始めたけど、意外に面白くてびっくり。ハートフルムービー。本作で初めてユ・ヨンソクを認識。彼が出てる作品は何本も見ていたけど、全く名前を記憶できていなかった。調べてみると、最近ヒットドラマに出演し、賞もとってる俳優さんだった!背も183センチと高くて、ずっと見てるとカッコよく見えてくるのはキャラのせいか俳優さんの演技力のせいか、よくわかんないけど、まさにマジック。

原題:그 날의 분위기
公開:2016年
監督:チョ・ギュジャン
脚本:ミン・ソヨン
主演:ムン・チェウォン、ユ・ヨンソク、チョ・ジェユン、キム・スルギ
ジャンル:ラブロマンス
お薦め度:☆☆☆



 ストーリーは、韓国もずいぶん開放的になったな、と感じる内容なんだけど、要所要所に2人の出会いは運命かもって思える要素が散りばめられてて、キュンキュンできる。
One night love が運命の恋に変わる!まさにシンデレラストーリー。

恋愛には期間は関係ないって、ベタな教訓を思い起こさせてくれる映画。ムン・チェウォン演じるヒロインは、ユ・ヨンソク演じるジェチャンと過ごしたたった一夜のために、それまで迷ってた10年付き合ってた彼との別れを決める。気持ちがもう冷めてるのに惰性で付き合ってることに気付きながらも、経済学でいうサンクスコストに囚われちゃって、別れられずズルズル。それが、ジェチャンとの出会いを契機に手放すことに。スギョンは綺麗でモテるんだけど、プライドちょい高めで素直じゃなくて甘え下手。

一方、ジェチャンはモテるんだけどどこか冷めてて、女のために一生決めるなんて、っていう考えで女性よりも大事なものがあるだろうって、価値観を持って生きてる。それが、ムン・チェウォン演じるスギョンとの出会いで、今までとは真逆の人生の決断を下す。 どんなチャラ男もいい女と出会うと変わる!

改めて、この人のためなら全部捨ててもいい、ってなかなか現実にはできないからこそ、グッと来たのかも。そんな相手に出会えることは幸せだし、先のことはわからないけど思い切って飛び込んでみることで人生変わるかも、と勇気付けられた作品。ちょっと飛躍した結論だけど。

恋愛って誤解の連続だけど、時にはちゃんと素直に気持ちを伝えることも大事で。プライド捨ててまっすぐぶつかることが大切って、ムン・チェウォン演じるスギョンみてて思った。

ジェチャンの<그 날이 매일이 되걸...>
2人が出会った時に、スギョンが言った言葉を覚えてて、ジェチャンがスギョンへのメモに残した言葉。
‘‘あの日が 毎日になることを願って” 


 

stellaombra at 13:59|PermalinkComments(0)韓流 | その他―韓流

2019年12月27日

(映画)LOVE O2O(原題:微微一笑很倾城)

グーマン原作でヤン・ヤン×チェン・シュアンでドラマ化された「シンデレラはオンライン中」の映画版。映画は、ジン・ボーラン×アンジェラ・ベイビー。中国語になじみがなく、LoveO2Oって題名から「シンデレラはオンライン中」の映画版と気付かなくて、暫く放置してて、ドラマ視聴終了と同時にみたくなってNextflixで視聴開始。

原題:微微一笑很倾城
公開:2016年(中国)
監督:ツァオ・ティアンユー
主演:ジン・ボーラン、アンジェラ・ベイビー
ジャンル:ラブロマンス
お薦め度:☆☆☆



人気小説をドラマ化し、それを最後に映画化は「マイ・サンシャインhttp://www.cinemart.co.jp/mysunshine/」と同じパターン。永遠の桃花も同じパターン。

O2Oは マーケティング用語で、Online to offlineの頭文字をとった略語のようで。まさに、ネットで始まった恋が現実でもっていう、映画のストーリーにぴったりくる題名。

本作は原作の小説を読んでないので、良くわからないけど、ドラマとはストーリーやキャラクター設定が違っていて、原作ファンだと少し好き嫌いが分かれる気がした。特にヒロインのウェイウェイのキャラクター設定が違ってて、ドラマは性格も良くて美人で頭も良くってっていうまさにショウナイが好きになるだろう女性って設定がすんなりくるくらい、これでもか!ってくらい何度も何度もわざわざ繰り返し、強調されてててて。対する映画は、現実(オフライン)はひたすら元気いっぱい、でもってちょっとがさつなキャラ設定で、オンライン上で恋に落ちたイメージのまま、ショウナイはオフラインに来たのかな、と。

実写化ではウェイウェイは、ルックスは断然映画版のアンジェラ・ベイビーに軍配で、キャラ設定はドラマ版の方が個人的には好き。アンジェラ・ベイビーは、演技力はいまいちなんだけど、こうした元気いっぱいキャラは比較的彼女が無理なく演じられるキャラなのか、「孤高の花」や「ハーバー・クライシス」でみた能面キャラと違って、表情にも変化があって、ピュアに可愛い♡と思えた。しかも、オンラインゲームの中のコスプレキャラの衣装が似合ってて、顔もちっちゃくてさすがモデル出身!で、嵌り役。

ショウナイは、ジン・ボーランもカッコいいんだけど、私は断然ドラマのヤンヤン派。声もルックスもヤンヤンに軍配。ルックスもさることながら、声も断然ヤンヤン。低くて落ち着いてて、まさに王子様って感じ。

小説の中のラストの決め台詞は、ドラマの方が絶対乙女心くすぐる。
映画版は、Netflixの翻訳の問題なのか、感動ラブシーンの台詞の訳が、「残念賞」でなんか噛み合ってなくて、最後のエンディングがいまいちな感じだったのが、ちょい残念かな。
ただ、映像美はさすが映画だけあって、ドラマよりもCGが派手で豪華だった。

ショウナイ「こんなに君を愛すると知ってたら 俺はきっと君に一目ぼれする」
(なんか唐突感、、、くすん)
※でもあとから、原作はドラマではなく、映画のこの決め台詞で描かれてたことをしり軽いショック。
やっぱり短い時間の尺に合わせてるからか、肝心なショウナイがウェイウェイを好きになった過程と思いの強さが端折られてるから、そう感じたんだ、なと納得。
やっぱり原作も読んでみないと。

本日漸く、何以笙簫默(マイサンシャイン)が読み終わったので、微微一笑很倾城も買って読んでみようっと。
中国のドラマ化された作品の原作には必ず、「番外」がついてて、ここを読むとドラマのその後のふたりが描かれてるのが好き。巧いマーケティング手法だなあ、と。






stellaombra at 18:01|PermalinkComments(0)華流 | その他―華流

(映画)ハッピィログイン(原題:좋아해줘)

韓流ドラマでもよく見るひとたちオンパレードって感じの映画。
ストーリーは、ラブアクチュアリーの韓国現代版という言葉がぴったり。3組のカップルのラブストーリーが同時並行で進んでいく映画。Unextで視聴。

原題:좋아해줘
公開:2016年(韓国)
監督:パク・ヒョンジン
脚本:ユ・ヨンア、パク・ヒョンジン
主演:ユ・アイン、イ・ミヨン、チェ・ジウ、キム・ジョンヒョク、カン・ハヌル、イ・ソム
ジャンル:(ロマンチック)ラブコメ
お薦め度:☆☆☆☆

https://knda.tv/kntv/program/kn190905/



 本作みて、改めてカン・ハヌルもユ・アインもドラマっていうより、どっちかというと映画向きの俳優さんかも、と感じた。カン・ハヌルを初めてみたのは「麗~花燃ゆる8人の皇子(なんでこの邦題??。イケメンって出せば視聴率が取れると思ったのか?と勘ぐってしまうくらいのいまいちな邦題。韓国語の言語を直訳すると「月の恋人」なんだけど...)」明らかに、イケメンアイドルたちのなかで、ぴかっとひかる演技でなんか軽くなりがちなドラマに重厚さを添えてた。ユ・アインも同様かな。ドラマでもイケメンって設定の役が多いんだけど、個人的にユ・アインのルックスはそんなに好みではなくて....。でも演技は好き。見ててなんかしっくり来る。でも、カン・ハヌルよりは、わりと「ユ・アインはユ・アイン」って感じで似たようなキャラクターにみえちゃうことがちょっと残念(そういう役を選んでるのかもだけど)。

ストーリーは、カップル3組のなんかじれったいような恋愛で、ロマンチックっていうよりは、等身大で背伸びしてなくて、手が届く感じがして親近感が沸いた。とはいえ、キャラクターの職業設定は普通、とはちょっと違うけど。チェ・ジウ演じる大人カップルの恋愛もいいけど、個人的にはカン・ハヌル×イ・ソムカップルのストーリーがなんかほっこり(カン・ハヌルマジックかも)。カン・ハヌルの切ない演技にもぐっとくる。チェ・ジウ演じる大人カップルの恋愛は、「結局無理しても続かない。等身大でいられる相手が一番!」っていうベタな教訓を視聴者に与えてる気がした。

ラブ・アクチュアリーのヒュー・グランドをふと思い出しちゃった。





stellaombra at 13:47|PermalinkComments(0)韓流 | その他―韓流

2019年12月26日

(映画)あなたの初恋探します(原題:김종욱 찾기)

コンユ×イム・スジョン主演。ミュージカル映画化作品。
すっと感情移入出来て、イム・スジョン演じる主人公ソ・ジウの気持ちわかるわかる、と思える映画。
イケてないちょいコミカル演技のコンユも見てて、ほっこりの作品。

原題:김종욱 찾기
公開:2010年(韓国)
監督:チャン・ユジョン
脚本:イ・ギョンウィ
主演:イム・スジョン、コンユ、チョン・スギョン、チョン・ホジン、リュ・スンス
ジャンル:ラブロマンス
お薦め度:☆☆☆☆

あまり期待してなくって、Unextで☆4つついてたのと、コンユ主演だったので、ちょっと古いなあとおもいつつ、見始めたらピュアに嵌った。正直、観客動員1000万人超えのメガヒット映画「神と共に」より個人的には面白かった。ジャンルがラブロマンスというのも好きなジャンルだから、かも。

イム・スジョン演じる主人公はどこか恋にこいするところがあって、夢見る夢子ちゃんのような女性。こうした女性に合う仕事としては舞台監督って、ぴったりなんだろうなあ、とすんなりストーリーに入れた。計算高い妹と違って、ピュアな感じでどこか恋に奥手。初恋は初恋のままいい思い出で残したくて、自分でわざと悲劇にしちゃうところなんて、自分で自分が主人公の小説を描いているようで、何かなぜかとても共感できてしまった。本人には悪気はないんだけど、こういう女性は気づかないところで人を振り回しちゃってるんだなあ、とちょっとじれったかったりもして。一方、相手役のコンユは生真面目で融通利かなくて、で大人になっても少年の心のままで。だから、いまいち会社生活にはなじめなくてドロップアウトし、「初恋探し会社」を起業して、イム・スジョンと出会う。

こんな二人が最後にくっつくのは、まさに偶然じゃなく必然、って素直に思え、ラストの空港のシーンも良かった!
劇中のふたりのコミカルな掛け合いもくすっと笑えて、ほっこり気分になれた。

イケてないコンユもいいけど、やっぱりコンユはイケてる役の方が素敵。(コンユびいきとしては当然か)次みる映画はやっぱりイケてるコンユが見たい!



個人的には冒頭にちょい出てくる、イム・スジョンの見合い相手のシン・ソンロク、「黄金色の私の人生」に出てくるチョン・スギョン、チョン・ホジンがいい味出してると思った。
チョン・スギョンは、「黄金色の私の人生」はプライドの高くてちょっといやな女性を演じてるけど、本作では、ベテランミュージカル女優を演じてて、歌もうまくて、お~と思った。やっぱり、演じる役でイメージが変わるから、役者さんの作品選びって重要だなと、改めて痛感。




stellaombra at 13:39|PermalinkComments(0)韓流 | コン・ユ

2019年12月23日

(映画)チーズ・イン・ザ・トラップ(原題: 치즈인더트랩)

ドラマ版の映画化。ドラマとキャスティングが変わってて、主演ではパク・へジン以外は総とっかえ。
ドラマが好きで映画をみると、「なんか違う」と感じるのは他のドラマの映画化作品と同様。
日本のドラマの映画化と違い、中国、韓国はドラマの縮約版の形でつくるので、ドラマを見ている人にはあ~って感じだけど、初めて見る人には???が飛び交うこと多し、という感じ。

原題: 치즈인더트랩
公開:2017年(韓国)
監督:キム・ジェヨン
脚本:キム・ジュナ、キム・ジェヨン
主演:パク・へジン、オ・ヨンソ、ユ・イニョン、パク・ギウン
お薦め度:☆☆

ドラマはパク・へジン×キム・ゴウン。イノ役がソ・ガンジュン。イナがイ・ソンギュン。
この4人の配役のイメージで映画をみたので、「なんか違う」がずっと続いて嵌りきれなかった。
また、ドラマではボラの彼氏役でナム・ジュヒョクが出ているんだけど、映画は新人さんなのか初めて見る俳優さんでほとんど印象に残らなかった。

ドラマの中のイナはもっと過激で狂った感じに描かれててそれがまたよかったのに、映画のイナはただの金遣いのあらいヤンキー女。また、オ・ヨンソ演じるソルもいい子ちゃんって設定なんだけど、映画だとそのいい子ちゃんぶりがあまり伝わってこなくて。

オ・ヨンソは綺麗なんだけど、表情がないのでたって動いてる綺麗なお人形さんって感じで、演じるにあたってはいまいち。これは、アンジェラ・ベイビーと同じ。演技よりはモデルさん、って感じ。私のなかでは、相手役に助けられってなんとか主演を張れる女優さん、かな。(ちょい辛口だけど)

映画は、何がいいたかったんだろ~の?が残ったけど、最後に回想の形でパク・へジン演じるユ・ジョン先輩がソルをなんで好きになったか、が描かれてて、これがいいたかったんだなあ、と納得。
ドラマがソル目線が強かったのに対し、映画はジョン目線、、だったのかな。

いずれにしても、ラブコメを期待してみるとがっかり、になりそうな仕上がりで、ドラマを観ていない人には、是非ドラマを見て欲しい作品。
長いけど、ドラマではキム・ゴウンちゃん、ソ・ガンジュン(かっこいい!)、イ・ソンギュン(ぶっ飛び~)、ナム・ジュヒョクと20代若手俳優のオンパレードで、年齢設定的にも無理なくみれて◎。








stellaombra at 12:02|PermalinkComments(0)韓流 | パク・へジン