2020年08月

2020年08月25日

神との約束(原題:신과의 약속)

 ホームドラマチャンネルで放送されていたドラマ。放送と並行しながら視聴し、本日視聴終了。

原題:신과의 약속
公開:2018年(MBC)
監督:ユン・ジェムン윤재문 <불어라 미풍아> <장미빛 연인들> <천 번의 입맞춤> 등 연출
脚本:ホン・ヨンヒ홍영희 <가족을 지켜라> <사랑은 노래를 타고> <별도 달도 따줄게> 등 집필
主演:ハン・チェヨン、ぺ・スビン、オ・ユナ、イ・チョ二
ジャンル:ホーム、社会派ドラマ
お薦め度:☆☆☆

 

 http://www.imbc.com/broad/tv/drama/Apledgetogod/cast/
 
 https://culture-pub.jp/kamitono_yakusoku/

 ピュアに本国でも視聴率が高かったドラマで最高資料率は18%と近年の地上波放送として高視聴率。ファンタジー要素もなければ、キュンキュンの恋愛ドラマでもなく、地に足の着いた社会派ドラマ。本ドラマの制作意図は、「母性は倫理と道徳を超えるか?」という問いを視聴者に投げかけたもの。結局ドラマの中で、答えは出ていないんだけど、それを視聴者に考えさせるというちょっと深いドラマ。そもそも、最近大ヒットで終了した「夫婦の世界」といい不倫に対するネガティブ感が薄れ、なんかおしゃれみたいな風潮すらある中、不倫は=悪みたいな立ち位置で描かれている本作はちょっとひと昔前の「古き良き価値観」を問うというドラマになっているのが、高視聴率を得た理由かなとも思う。

 主演の、ハン・チェヨンの4年ぶりのドラマ復帰作。またペ・スビンは、「華麗なる遺産」、「トンイ」と私が見たドラマでは一貫して、いい人でヒロインを想いながらも報われないんだけど、一途にヒロインに尽くすという騎士的ポジションにングの俳優さん。本作では、のっけから妻が妊娠中に浮気し、離婚ということで、いい人なんだけどちょっと気が弱く流されちゃうダメ男を演じてる。また、ペ・スビンの浮気相手で後にハン・チェヨン演じるジヨンに変わり、ペ・スビン演じるジェウクの妻の座に収まるのが、オ・ユナ演じるナギョン。オ・ユナは、「師任堂(サイムダン)~色の日記」に続き、出自が貧しく、野心に溢れ、才能を武器に人を蹴落としてものし上がろうというイヤな女を演じてる。


 主演がみんなアラフォー俳優さんということで、ふわふわした感じでもなく、マクチャンでもなく、落ち着いて視聴することができるドラマだった。同時に放送されていた、「彼女の私生活」は途中から「キム秘書がいったい、なぜ?」とおんなじようなラブコメに見えてきて、最後5回くらいで離脱してしまったことを考えると、本作はそうした既視感なく最後までみれてよかった。
 



stellaombra at 17:02|PermalinkComments(0)韓流 | その他―韓流

2020年08月24日

霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(原題:香蜜沉沉燼如霜)

 たまたまBS12で見て、嵌った作品。たまたま初めて見た回が43回「不穏な婚儀」で婚儀の席でヒロインのジン・ミーがダン・ルン演じる旭鳳を刺しちゃうシーンでなんとも劇的で続きがみたくてどうしようもなくなり、youtubeの中国語字幕で見て、英語字幕で見て、結局TUTAYAでレンタルして1カ月ちょいかけて視聴完了した作品。まあこのシーンみると続き見たくなるよなあ、と。別の回を見たのが初回だったら、もしかしたら嵌っていなかったかも。

  霜花の姫のキャスト相関図を画像付きで紹介!登場人物の関係図まとめ ...

 BS12では本日(8月24日)が最終放送日。本当は63話なんだけど、BS12ではCMも込みこみで59話に編成し直されてるから実質45分×4話=3時間分がカットされてる感じ。3時間分程度なのでまあなが~~い中国ドラマにしてはカット部分は少ないかも。

原題:香蜜沉沉燼如霜
公開:2018年
監督:Zhu Ruibin
脚本:Ma Jia、Xu Zishan、Liu Gelin、Chen Lusha、Zhang Yuan'ang
主演:ヤン・ズー、ダン・ルン、レオ・ロー、チェン・ユ―チー、ワン・イーフェイ
ジャンル:ファンタジーラブ史劇
お薦め度:☆☆☆☆☆(4.75)

  
  
 久々に「永遠の桃花」以来、原作小説読みたい!!と思った作品。ネットで検索したけど当然邦訳はなくて、韓国語版があるけどこちらは電子書籍になっていなくて、紙版のみ。紙版の発売も2019年12月ということでまだ新しい作品。RIDIブックで電子書籍化されたら買うか、取り寄せするか現在検討中。内容は、「永遠の桃花」と似てるといっちゃ似てる。神仙のお話で、修行のために人間界に歴劫にいく話とか、「永遠の桃花」をみてるとすんなり世界観に入っていける。
 結構、オーバーラップして出てくる単語も多く、おおお、と。例えば「崑崙(クンルン)」とか、天界とか、それになんといっても永遠の桃花で夜華が住んでいたのが、洗梧宮(シーウーゴン)。本作では、天帝の息子である、ダン・ルン演じる旭鳳(シーファン)が住んでるのがやはり、洗梧宮(シーウーゴン)ということで、皇太子の住まいの名称としての通称なのかも。
ちなみに、
崑崙(クンルン)もWIKIでみると、仙人が住むとされる山とされている。

 話は逸れたけど、嵌る人は嵌る、嵌らない人は嵌れないということで、「永遠の桃花」に劇嵌りだった私は、本作も見事に激嵌り。TUTAYAで2回に分けて3話~54話までを借りてきて2週間で見たおすくらい嵌った。英語字幕と中国語字幕で見ていたにも関わらず、3話~24話は返却までに3回転視聴と超嵌った。個人的には、後半の切ない感じよりは、ヤン・ズー×ダン・ルンの掛け合いは、前半のコメディタッチの所のほうが好き。特に、6話の戦利品をジン・ミーに見せて、俺様すごいだろ!のダン・ルン演じる旭鳳に対し、怖がらせるためにこんなの見せて、みみっちいヤツと思っているジン・ミーの温度差がもう滑稽。前半はほんと笑えるシーンがたっぷり。

 ヤン・ズー演じるジン・ミーは愛情を封印されているけど、そのことを知らないダン・ルン演じる旭鳳とレオ・ロー演じる潤玉はふたりともその天真爛漫さに魅了され、ジン・ミーに嵌ってしまう。この三角関係を軸に帝位争いなどが絡み、ストーリーが展開していくんだけど、もうじれったいといったらじれったい。どうみてもジン・ミーは旭鳳だろう、なんだけど、ここに、レオ・ロー演じる策士の潤玉という変数がはいっちゃうことで複雑に絡み合っちゃうという。最後から最後まで、ジン・ミーがレオ・ロー演じる潤玉を看病するシーンもなければ、二人の甘々シーンもないので、ラブストーリーとしてはほんと分かりやすいんだけど、親の仇とかそれ以外の要素が入って来て複雑になっちゃう。

 にしても、恋愛において、誤解と嫉妬って怖いなあと。誤解が疑心を生み、結局それが信頼感に亀裂を及ぼす。嫉妬するとどんどん心が歪み落ちていく。まさに策を弄した時点で負け、と旭鳳が潤玉にいうんだけど、でも好きで好きでどうしようもないと、策を弄し汚い手使っちゃうんだよな、と。結局、当事者は分かってないけど、周りの第3者には見え見えなのも恋愛あるあるかも。とにかく好きなら相手をとことん信じること!それが大事。これが恋愛の鉄則。


 本作はレオ・ロー演じる潤玉の人気が高くて出番が増えたという作品で、ダン・ルン×レオ・ローのイケメン対決も見もの。とはいえ、私は断然、ダン・ルン派。たまたまunextで1話無料でスウィート・ドリームズでディリラバとの共演が初めてダン・ルンを見たんだけど、そのときは全く名前もチェックせず、「好みの顔かも」で終わってたけど、本作みて、ダン・ルンに激嵌り。とにかく、ツンデレっぷりも半端ないけど、恋愛に関してはモテるんだけどうぶで一途な鳳凰に嵌ること間違いなし。

    

 

 あと、劇中でダン・ルン×ヤン・ズーが挿入歌をうたってるけどこの曲も素敵♡ 
ヤン・ズーは「GO GO シンデレラは片想い」でもネット歌手として歌を披露しているけど、歌が上手なのかも。前、若儀の主演のリウ・シーシーよりは断然上手。

  
 
 
 

stellaombra at 17:57|PermalinkComments(0)華流 | ダン・ルン

バウンティハンターズ(原題:赏金猎人)

 「孤高の花」をみてウォレス・チョンを知り、激嵌りし「マイサンシャイン」を見て以来、過去作品の中でもずっと気になっていた作品。半年くらい捜してみたけどどの動画配信サービスでも配信されていなくて、you tubeで英語字幕でみたりしてたけど、やっぱり日本語字幕のほうがストンと落ちるので、遂にTUTAYAプレミアムの無料お試しを開始したのを機会に借りてきて、さっそく視聴。

原題:赏金猎人
公開:2016年
監督:Shin Terra
主演:イ・ミンホ、ティファニー・タン、ウォレス・チョン、カリーナ・ン、ルイス・ファン
ジャンル:アクション
お薦め度:☆☆☆

 
  

 https://bountyhunters.brokore.com/#introduction
 
「マイサンシャイン」のティファニー・タン×ウォレス・チョン共演。本作は、ラブラインメインではなく、アクション映画。ストーリーとしては、やや雑さが目立つものの、まあ娯楽映画としてみれば、◎。とはいえ、半年以上恋焦がれていて視聴したせいか、視聴した感想はまあ面白かった、で二度目を見ようという気にはあまりなれずじまい。というもの、事前にyoutubeでウォレス・チョンのシーンはほぼ見ていたせいもあって、ああ、こういう流れだったので、という復習みたいな感じで、新鮮味が薄かったこともその原因かも。ウォレスの3枚目っぷりも可愛くて、ウォレスってやっぱりいいわ、と思う。イ・ミンホはルックス的にはやっぱりピカ一なんだけど、たっているお人形さんみたいで、どうも演技力には。。。イメージとしてはアンジェラ・ベイビーの男性版って感じ。


 ストーリーとは全く関係ないけど、ティファニー・タン。細っ。改めて中国の女優さんって異様に細いなあと。170センチごえで普通に40キロ台後半ってどんだけ細いんだと。テレビや映画の映像でみてもこの細さなので、実物はほんとにガリガリなんだろうなあ、と思う。とはいえ、手足も長くて、美しい。男性の俳優さんも軒並み180センチごえなので、170センチ+で、並んでちょうどいい感じ。


 本作、ウォレス・チョンファンにとっては、可愛いウォレスが観れるのでお薦め。


 


 

stellaombra at 14:27|PermalinkComments(0)華流 | ウォレス・チョン

麗姫と始皇帝~月下の誓い~(原題:秦时丽人明月心)

 Amazon primeで見つけ、週末に一気見。お陰で寝不足。ディリラバ×チャン・ビンビンで先に見ていた「如歌」よりは断然面白かった。中国史で秦の始皇帝といえば、間違いなく偉大な皇帝。戦国時代を統一した秦の皇帝で、万里の長城を建設し、死後は西安の兵馬俑(始皇帝陵)に埋葬されている。どこまでが史実に基づいているのか???だけど、中国史で聞いたことのある名前が登場するので興味深く視聴。 

原題:秦时丽人明月心
公開:2017年
監督:Liu Xin
脚本:Chen Huiru、Zhu Xianzhong
主演:ディリラバ、チャン・ビンビン、リー・タイ、リウ・チャン
ジャンル:史劇
お薦め度:☆☆☆(3.5)

 

 
 中国ドラマ〈 秦時麗人明月心(麗姫伝)〉: 韓国ドラマ・中国ドラマ ...

 史実は一旦さておき、本作のエンディングはサッドエンディング。過去に見た2本の史劇と違って、本作のチャン・ビンビンは情けない男から脱却し、冷酷非道だけど魅力的に始皇帝を演じていたと思う。とはいえ、やはり幼少期に人質生活を送り愛が不足していると大人になってからも猜疑心が多い性格になっちゃうのか、ディリラバ演じる麗姫の愛情を信じられず、最後には自らの手で殺してしまうという、なんとも切ない結末。誰よりも、麗のことを思っているのに、うまく気持ちを麗に伝えられず、結局は、失ってしまうという皮肉な結果に涙。

 逆に麗の初恋の人として出てくる荆轲は最後の最後まで、どうしてこういうやつがいいんだ、という情けない男で大局を読めず、結局自分が愛した麗を自らの手で死に追いやるばかりか、兄弟子まで死に追いやってしまうという。麗に対する想いが早く「執着」だったと気付き、自分を一途に思ってくれる相手に心を移せば、利用されることもなく悲劇は起こらなかったのになあ、と思う。ということで、私的には本作一のダメ男認定。

 本作には史劇あるあるの要素がいっぱい詰まってて、後宮の争いあり、寵姫が政治に口出しして、宦官ににらまれちゃうとか、まあこれでもかってくらいあるある満載。改めて、李斯ってイヤな奴だったんだなと思うし、重用される宦官ってロクなことしないなあとか。なぜかくも人は権力欲が強いのか、と思わせられる。所詮皇帝の威をかってる狐にすぎないんだけど、そうした人の暗躍によって過去の政治が動いていたことを思うと、今も昔も変わらないなあと。

 中国の歴史が好きな人にはお薦め。あと主演のディリラバ×チャン・ビンビンも美男美女で眼福。


  
  



stellaombra at 13:52|PermalinkComments(0)華流 | ディリラバ

寵姫の秘密~私の中の二人の妃~(原題:双世寵妃)

 人気ネット小説 梵缺の『爆笑寵妃』原作のタイムスリップ ファンタジーラブ史劇。ネット小説ということで軽め、女子中高生向けのような内容。イケメン皇子×高官の娘の三角関係ラブロマンス。

原題:双世寵妃
公開:2017年
監督:リチャード・ユン
脚本:楊十夜
主演: リャン・ジェイ, シン・ジャオリン, ワン・ルイチャン
ジャンル:ファンタジーラブ史劇
お薦め度:☆☆

 


 20歳そこそこの若手俳優さんのデビュー作って感じで、まあ演技もとにかくお金かけてないなあってドラマのつくり。戦闘シーンも出てくる人少ないし、、、諸々いろんなところをケチっているなあという感じ。まあ、ウェブ小説を安く実写化と思ってみればまあ、いい感じ。
 主演の俳優さんは、これからに期待って感じ。


 設定はありがちなヒロインのタイプスリップ。現代から過去にタイムスリップしたヒロイン巡る皇子の皇位争いって設定は、「若儀」と同じ。(韓国版は「」)原題女性の快活な感じのまま、過去にタイムスリップして巻き起こすドタバタ劇って感じは、「若儀」よりは「麗」に近い。


 まあ最初見てたら、主演の俳優さんに全然嵌れずだったけど、まあ見てるとヒロインは可愛いなあと思え、イケメン皇子役もまあ様になっていると思えるからドラマって不思議。様になっている、で決して嵌れるわけではないけど。


 ベタ甘の幼稚なラブロマンスと思ってみれば、まあ軽い感じで見流せる。でも本国では人気が出たようで、シリーズ2も制作されている。あと話数が18話と中国史劇にしては短いのもハードル低く見始めることができる。でもヒロインのスチールはいまいち可愛くないので、別のにすればいいのに、とふと思ってしまう。ヒロインのリャン・ジェイは中国の女優さんはキレイ系が多いけど、可愛い系。

 
 寵妃の秘密~私の中の二人の妃~ 第6話 歩み寄る心 | ドラマ ...



stellaombra at 13:10|PermalinkComments(2)華流 | その他―華流