2020年02月13日
(映画)パラサイト~半地下の家族~(原題:기생충)
2020年アカデミー賞4冠獲得の「パラサイト」観てきた。アカデミー賞受賞後ということもあり、平日夕方の映画館は混み混み。さすが「賞」効果。
原題:기생충
公開:2019年
監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ、共同脚本:ハン・ジウォン
主演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・へジン
お薦め度:☆☆☆☆
ジャンル:ブラックコメディ
字幕:根本理恵
引き込まれる映画だった。展開も早く、飽きさせることなく一気に最後まで駆け抜けた感じ。鑑賞後、一緒に観にいった友人と感想を語りながら、食事をしたが、なぜ?もちょこちょこあって完全には理解しきるには、難しい映画だったかも。ブラックコメディジャンルでみるには、なるほどだけど、ピュアにエンタメでみるには少し重く、軽いハリウッドタッチを期待する人には向かない映画。
本作のカギは「におい」と「女性上位」。韓国では「臭う(ネムセ ナ)」と家族間、恋人間でも軽くいったりするけど、この映画ではそのまま階級社会のヒエラルキーを示し、「におい」が映画のカギを握ってる。あと、夫婦間でも女性の尻に敷かれる旦那さんという感じで、女性のほうが強く描かれている。ギウとギジョンの兄妹の関係も、しっかり者の妹にちょい頼りなさげな兄という感じで、こちらも女性上位。
登場人物に関して感じたことは、いろいろ。ちょい役だけど、キーとなる役をパク・ソジュンが演じてて、お~。パク・ソジュンってイケメンの役が多いので、こんな端役で出てることに意外感。
パク・ソダムちゃんは、「シンデレラと4人の騎士」でみて、その時は全然可愛いと思えず、キム・ゴウンちゃんに似てる、と思ったくらいだったけど、本作で演じたギジョン扮するジェシカははまってて、綺麗!と思えた。アンニュイで気怠い雰囲気を漂わせてて、まだ20代で若いのに、きゃぴきゃぴ感が全くなくって、本作にすっとなじみ深みを添えていた。
長男のギウ役のチェ・ウシクは、ドラマで見たときもどこか抜けてる頼りなさげな感じそのままで。一瞬、ずっと最近見たドラマ「この恋は初めてだから」のずっとキム・ミンソクだと思ってて、後からネットで調べて自分の勘違いを知る。しかも、チェ・ウシクは身長181センチもあって、劇中ではそんなに背が高く見えなかったので、こっちにもちょっとびっくり。
チェ・ウシク

キム・ミンソク

原題:기생충
公開:2019年
監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ、共同脚本:ハン・ジウォン
主演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・へジン
お薦め度:☆☆☆☆
ジャンル:ブラックコメディ
字幕:根本理恵
引き込まれる映画だった。展開も早く、飽きさせることなく一気に最後まで駆け抜けた感じ。鑑賞後、一緒に観にいった友人と感想を語りながら、食事をしたが、なぜ?もちょこちょこあって完全には理解しきるには、難しい映画だったかも。ブラックコメディジャンルでみるには、なるほどだけど、ピュアにエンタメでみるには少し重く、軽いハリウッドタッチを期待する人には向かない映画。
本作のカギは「におい」と「女性上位」。韓国では「臭う(ネムセ ナ)」と家族間、恋人間でも軽くいったりするけど、この映画ではそのまま階級社会のヒエラルキーを示し、「におい」が映画のカギを握ってる。あと、夫婦間でも女性の尻に敷かれる旦那さんという感じで、女性のほうが強く描かれている。ギウとギジョンの兄妹の関係も、しっかり者の妹にちょい頼りなさげな兄という感じで、こちらも女性上位。
登場人物に関して感じたことは、いろいろ。ちょい役だけど、キーとなる役をパク・ソジュンが演じてて、お~。パク・ソジュンってイケメンの役が多いので、こんな端役で出てることに意外感。
パク・ソダムちゃんは、「シンデレラと4人の騎士」でみて、その時は全然可愛いと思えず、キム・ゴウンちゃんに似てる、と思ったくらいだったけど、本作で演じたギジョン扮するジェシカははまってて、綺麗!と思えた。アンニュイで気怠い雰囲気を漂わせてて、まだ20代で若いのに、きゃぴきゃぴ感が全くなくって、本作にすっとなじみ深みを添えていた。
長男のギウ役のチェ・ウシクは、ドラマで見たときもどこか抜けてる頼りなさげな感じそのままで。一瞬、ずっと最近見たドラマ「この恋は初めてだから」のずっとキム・ミンソクだと思ってて、後からネットで調べて自分の勘違いを知る。しかも、チェ・ウシクは身長181センチもあって、劇中ではそんなに背が高く見えなかったので、こっちにもちょっとびっくり。
チェ・ウシク

キム・ミンソク
