ハン・ヒョジュ

2020年02月20日

(映画)愛を歌う花(原題:해어화)

 ハン・ヒョジュ主演作。ハン・ヒョジュは2010年の「トンイ」以降はどちらかというと、ドラマよりは映画中心に活動している女優さんで、好きな女優のうちのひとり。観たドラマははずれなし。

原題:해어화
公開:2016年
監督:パク・フンシク
脚本:チョン・ユンス
主演:ハン・ヒョジュ、チョン・ウヒ、ユ・ヨンソク、パク・ソンウン
お薦め度:☆☆☆
ジャンル:ラブロマンス



本作の映画の字幕は神田外国語大学字幕制作チーム(字幕監修:本田恵子)。在学中にこうした実践の経験が積めるのって素晴らしい。他の言語でもあるのかわからないけど、英語のようにできる人が多い言語では難しいのかも、と思ったりもする。


本作の見どころは、主演陣が自ら歌を歌ったり、ピアノを弾いているところ。ハン・ヒョジュの正歌、チョン・ウヒの流行歌(歌謡曲)、ユ・ヨンソクのピアノ。音楽に造詣の深くない私は違和感なくみれた。特に、チョン・ウヒの歌は結構上手。しかも、自ら劇中で歌う、「朝鮮の心」の歌詞の一部を作詞しているらしい。歌は邦訳でみることになるので、歌詞に没入できるかというと、いまいちだけど、多分原語でそのまま理解出来れば、いい歌詞なんだろうな、と思う。「パラサイト」もだけど、最後のエンディング曲の邦訳の歌詞がいまいちで、やっぱり歌詞を字幕にするのってホント難しいのだろうな、と思う。

映画自体は、切ない。一つ教訓をえるとすれば、「他人と比べず、自分を信じること」かな。嫉妬してもエネルギーを無駄に消費するだけでいいことはない。改めて、愛って人生を狂わせるなあ、と。いろんな見方が出来るけど、一番悪いのはというと、やっぱりユ・ヨンソク演じるユヌでしょ、と。

主演の三人以外で行くと、本作で日本人の役を演じ、日本語を披露しているパク・ソンウン。イ・ミンギ主演の「皇帝のために」でもみたけど、ちょっとヒールな悪役の香りがするキャラがとてもしっくりくる俳優さん。









stellaombra at 21:19|PermalinkComments(0)