小説(華流)
2020年09月15日
(小説)微微一笑很傾城 /미미일소혼경성
「三生三世十里桃花」で味を占め、中国ドラマの原作本は韓国語版で入手することにし、本作がお気に入り華流ドラマの原作本入手の3作目。残念ながら3作とも邦訳版はなし。そもそも日本は翻訳のコストが高いこともあって、ウェブ小説やライトノベルのジャンルの翻訳本は出版されないのかも(ビジネス根的に考えて、元が取れないどころか、版権かって翻訳して、諸々手間を考えると赤字何だと思う)
ということで、本作もドラマ「シンデレラはオンライン中」でヤン・ヤン演じる肖奈(ショウナイ)にド嵌りし、原作本が読みたくなり、ソウルから遊びに来る友人に頼んで買って来てもらった。本作は人気作家、顧漫のシンデレラ3部作の3作目。ちなみに一作目は、ウォレス・チョン×ティファニー・タン主演の「マイサンシャイン」(原題は「何以笙簫默」)。
入手してすぐに、気になる章だけつまみ食いし、ずっと積ん読になっていたのを漸く読了。
ということで、本作もドラマ「シンデレラはオンライン中」でヤン・ヤン演じる肖奈(ショウナイ)にド嵌りし、原作本が読みたくなり、ソウルから遊びに来る友人に頼んで買って来てもらった。本作は人気作家、顧漫のシンデレラ3部作の3作目。ちなみに一作目は、ウォレス・チョン×ティファニー・タン主演の「マイサンシャイン」(原題は「何以笙簫默」)。
入手してすぐに、気になる章だけつまみ食いし、ずっと積ん読になっていたのを漸く読了。
小説の内容は、ところどころドラマと設定が違ったりするけど、主役カップル(肖奈×微微)のエピソードは大筋ドラマ通り。因みに二番手カップル(ツァオ・ガァン×アルシー)の話は、小説では一切ないというか二人が好きってストーリーすらなし。ツァオ・ガァンは小説の中ではほとんど出てこなくて、最初にちょっと出てくるくらい。
小説「三生三世十里桃花」同様、本作も小説の番外編で主役カップルのその後、が描かれている。これ、小説を原作とする華流ドラマの脚色のあるある、なのかも。続きは原作本買って、読んでね、のパターン。なので、ドラマは肖奈×微微の結婚式直前までで終わっているけど、小説では結婚後二人の間に兄弟が誕生して、というところまでが描かれている。
※本作もドラマのファンの方が中国語の原作本を読んで、本編、番外編共に訳してくれていたりするので、小説を読む前になんとなくあらかた内容は事前に把握済みだったので、さらりと読むことができた。
小説「三生三世十里桃花」同様、本作も小説の番外編で主役カップルのその後、が描かれている。これ、小説を原作とする華流ドラマの脚色のあるある、なのかも。続きは原作本買って、読んでね、のパターン。なので、ドラマは肖奈×微微の結婚式直前までで終わっているけど、小説では結婚後二人の間に兄弟が誕生して、というところまでが描かれている。
※本作もドラマのファンの方が中国語の原作本を読んで、本編、番外編共に訳してくれていたりするので、小説を読む前になんとなくあらかた内容は事前に把握済みだったので、さらりと読むことができた。
stellaombra at 05:13|Permalink│Comments(0)
2020年01月07日
(小説)何以笙簫默
鍾漢良(ウォレス・チョン)、唐嫣(ティファニー・タン)主演の中国ドラマ「マイ・サンシャイン~何以笙簫默~」の原作本。人気作家、顧漫の小説「何以笙簫默」。シンデレラ三部作の一作目。
邦訳がないので、2019年11月にソウルに行ったときに、教保文庫で韓国語版を購入。
約一か月かけて読了。

「三生三世十里桃花」を読んで味を占めた、ふたりのその後が知りたくて番外編からスタートしたところ、ドラマの中に含まれてる内容がちらほら。というか、ドラマのエンディングが番外編3の最後と同じで、ちょいがっかり。(以下、一部ネタバレ含みます!)
まあ確かに、本作はドラマの序盤で結婚しちゃってるので、その後といっても「幸せな日常」になっちゃってドラマ性がないからだろうな、としみじみ。
ということで、番外の楽しみが潰えたことで、地道に好きなシーンから読み始めるのではなく、真面目に小説らしく、「頭」から読み始めることに。
ストーリーの肝は原作に沿ってるんだけど、細かいエピソードをひとつひとつ取り出してみると結構ドラマと違ってる部分が多くて、これは顧漫(グーマン)原作本のドラマ化の定石なのかなと。勿論小説中の決め台詞はドラマでも再現されてるけど。登場人物の扱い(特に準主役級)に違いが大きいと感じた。
まさに主役カップルの恋を邪魔するイン・フイ(モーションの偽装結婚の相手)とイーメイ(イーチェンの妹)の扱い。ドラマは三角関係を盛り上げるために、イン・フイとイーチェンのモーションを巡る男の闘いに相当時間を割き、かつイーメイのイーチェンに対する報われない片想いをこれでもか、これでもか、って繰り出してきてたけど、小説は二人の扱いは極めて軽め。
小説は、まさにイーチェンとモーションのふたりの関係性の変化を長々とエピソードを交え、丁寧に描いていく感じ。
そしてそして、孤高の花で知り、ド嵌りしたウォレス・チョン演じるイーチェンの「男神」ぶりに嵌るべく読み始めたのに、小説のイーチェンは私的にはいまひとつ。多分、ツンの部分が多くて、デレが少ないせいかも。
当然、ウォレス演じるドラマのイーチェンは大人気で、女性の♡鷲掴みだったことを考えると、ウォレスマジック恐るべし!
因みに、三生三世十里桃花(永遠の桃花)も何以笙簫默(マイ・サンシャイン)もドラマの大筋は小説と同じなので、ドラマを見た後、読むと内容がすんなりはいり、韓国語勉強中の私でも読みやすかった。
そりゃそうだ。グーマンも位置づけは「唯川恵」.で独身女性がメインターゲットだろうから。
邦訳がないので、2019年11月にソウルに行ったときに、教保文庫で韓国語版を購入。
約一か月かけて読了。

「三生三世十里桃花」を読んで味を占めた、ふたりのその後が知りたくて番外編からスタートしたところ、ドラマの中に含まれてる内容がちらほら。というか、ドラマのエンディングが番外編3の最後と同じで、ちょいがっかり。(以下、一部ネタバレ含みます!)
まあ確かに、本作はドラマの序盤で結婚しちゃってるので、その後といっても「幸せな日常」になっちゃってドラマ性がないからだろうな、としみじみ。
ということで、番外の楽しみが潰えたことで、地道に好きなシーンから読み始めるのではなく、真面目に小説らしく、「頭」から読み始めることに。
ストーリーの肝は原作に沿ってるんだけど、細かいエピソードをひとつひとつ取り出してみると結構ドラマと違ってる部分が多くて、これは顧漫(グーマン)原作本のドラマ化の定石なのかなと。勿論小説中の決め台詞はドラマでも再現されてるけど。登場人物の扱い(特に準主役級)に違いが大きいと感じた。
まさに主役カップルの恋を邪魔するイン・フイ(モーションの偽装結婚の相手)とイーメイ(イーチェンの妹)の扱い。ドラマは三角関係を盛り上げるために、イン・フイとイーチェンのモーションを巡る男の闘いに相当時間を割き、かつイーメイのイーチェンに対する報われない片想いをこれでもか、これでもか、って繰り出してきてたけど、小説は二人の扱いは極めて軽め。
小説は、まさにイーチェンとモーションのふたりの関係性の変化を長々とエピソードを交え、丁寧に描いていく感じ。
そしてそして、孤高の花で知り、ド嵌りしたウォレス・チョン演じるイーチェンの「男神」ぶりに嵌るべく読み始めたのに、小説のイーチェンは私的にはいまひとつ。多分、ツンの部分が多くて、デレが少ないせいかも。
当然、ウォレス演じるドラマのイーチェンは大人気で、女性の♡鷲掴みだったことを考えると、ウォレスマジック恐るべし!
因みに、三生三世十里桃花(永遠の桃花)も何以笙簫默(マイ・サンシャイン)もドラマの大筋は小説と同じなので、ドラマを見た後、読むと内容がすんなりはいり、韓国語勉強中の私でも読みやすかった。
そりゃそうだ。グーマンも位置づけは「唯川恵」.で独身女性がメインターゲットだろうから。
stellaombra at 02:48|Permalink│Comments(0)
2020年01月05日
(小説)三生三世 十里桃花
ドラマ「永遠の桃花~十里桃花~」を見て、猛烈に原作というか、小説に含まれてる「番外編」が読みたくなって、必死に検索。中国語は無理なので、見つけた英語版をKindleで購入。
読み始めるも、期待した番外編がないうえに、西欧と東欧の世界観の違いなのか、翻訳された英語に嵌れず、あっさり断念。
結局、お勉強中の韓国語版を購入したら大当たり!(そもそも語学力がそこまで高くないので、翻訳のクオリティ論じる前に、知らない単語多すぎ!なのが、かえって良く、すんなり小説の世界に入り込めた)辞書片手に、番外編(実は、「番外」読みたくてネットで散々調べたときに、既に詳しくかいてあるブログをたくさんみつけて、番外についても概要把握したので、こっちもすんなりいけた)からスタートし、約1ヶ月で読了。
※ドラマが大人気だったこともあり、小説についても原語で読んでる方が多く、内容については、本編、番外共に捜すといろんな方の簡訳や、内容についての記載が見つかります。

小説の内容は、ところどころドラマと設定が違ったりもするけど、大好きな主役カップル(夜華×白浅)のエピソードは大筋ドラマ通り。因みに、二番手カップル(帝君×白鳳九)の話は、実は小説ではほとんど出てこない。
小説の番外編では主役カップルのドラマのその後、が描かれてて大満足。これ、中国の小説の特徴かも。ドラマはあくまで、HAPPY ENDまで描いて、その後は読者のご想像に!のパターン。
因みに、二人の結婚の様子は番外編ではなく、二番手カップルが主役の「三生三世 枕上書」の冒頭で描かれてる。私は、二番手カップルにはあまり惹かれなかった(ディリラバ演じる鳳九の超ぶりっ子ぶりが好きになれず)ので、Ridi(後述)の미리보기(チョイ見せ)で無料で読める範囲だけ、さらりと読んで、終了。
中国で100万部売れたベストセラーといえど、所詮文学的名作というよりは、ライトノベルなので、日本での翻訳は恐らくコスト的に見合わないので出版されていないけど、韓国は中国との歴史、文化的距離が近いからか、韓国語では出版されていることしばしば。
私的お気に入り中国ドラマの原作本の作者、桐華(トーファ)、顧慢(グーマン)と本作の唐七公子
の本は韓国語版は結構出てる。だから、グーマンのシンデレラ三部作のうちの二冊(ウォレス・チョン主演の「マイ・サンシャイン」、ヤン・ヤン主演の「シンデレラはオンライン中」)は、ソウルで韓国語版を購入。
因みに、探すと、Yahoo(https://store.shopping.yahoo.co.jp/niyantarose/novel38.html)でも買えるけど、輸送費がかかり高いので、私はソウルに行った際に購入派。
韓国書籍事情としては、紙の書籍が売れなくなっているのは日本と同じだけど、リアル店舗よりネットで買うと確実に安く買える。最新刊は別だけど、通常10%オフで買えるし、ミリオンセラーだったり古かったりすると30%オフで購入可能。また、小説も、サイズが日本の文庫本というよりはハードカバーサイズなので、定価だと大体1万5000ウォン(約1500円程度)する。
本作の作家もウェブ小説家(しかも兼業)なので、中国での位置づけは日本の女流作家だと「唯川恵」みたいな感じなのかな、と。(割と軽いタッチのメロに強く、ドラマ化しやすいストーリー)
決してこよなく愛する山崎豊子、ではない気がする。
また、韓国は日本よりもオンライン書籍文化が進んでるので、私はRidiBookも利用中。
他の書店もあるけど、Ridiは会員登録に韓国の携帯電話の番号必須じゃないことと、購入に際し海外のクレジットカード決済もOKなので、帰国後利用にはほんと便利。
電子書籍は、読み上げ機能もあるし、ネット連携で単語検索機能もあったり、と諸々紙の書籍と違う楽しみ方も出来るのが特徴。
Ridi Book(韓国の書籍のオンラインショップ、https://ridibooks.com/)
読み始めるも、期待した番外編がないうえに、西欧と東欧の世界観の違いなのか、翻訳された英語に嵌れず、あっさり断念。
結局、お勉強中の韓国語版を購入したら大当たり!(そもそも語学力がそこまで高くないので、翻訳のクオリティ論じる前に、知らない単語多すぎ!なのが、かえって良く、すんなり小説の世界に入り込めた)辞書片手に、番外編(実は、「番外」読みたくてネットで散々調べたときに、既に詳しくかいてあるブログをたくさんみつけて、番外についても概要把握したので、こっちもすんなりいけた)からスタートし、約1ヶ月で読了。
※ドラマが大人気だったこともあり、小説についても原語で読んでる方が多く、内容については、本編、番外共に捜すといろんな方の簡訳や、内容についての記載が見つかります。

小説の内容は、ところどころドラマと設定が違ったりもするけど、大好きな主役カップル(夜華×白浅)のエピソードは大筋ドラマ通り。因みに、二番手カップル(帝君×白鳳九)の話は、実は小説ではほとんど出てこない。
小説の番外編では主役カップルのドラマのその後、が描かれてて大満足。これ、中国の小説の特徴かも。ドラマはあくまで、HAPPY ENDまで描いて、その後は読者のご想像に!のパターン。
因みに、二人の結婚の様子は番外編ではなく、二番手カップルが主役の「三生三世 枕上書」の冒頭で描かれてる。私は、二番手カップルにはあまり惹かれなかった(ディリラバ演じる鳳九の超ぶりっ子ぶりが好きになれず)ので、Ridi(後述)の미리보기(チョイ見せ)で無料で読める範囲だけ、さらりと読んで、終了。
中国で100万部売れたベストセラーといえど、所詮文学的名作というよりは、ライトノベルなので、日本での翻訳は恐らくコスト的に見合わないので出版されていないけど、韓国は中国との歴史、文化的距離が近いからか、韓国語では出版されていることしばしば。
私的お気に入り中国ドラマの原作本の作者、桐華(トーファ)、顧慢(グーマン)と本作の唐七公子
の本は韓国語版は結構出てる。だから、グーマンのシンデレラ三部作のうちの二冊(ウォレス・チョン主演の「マイ・サンシャイン」、ヤン・ヤン主演の「シンデレラはオンライン中」)は、ソウルで韓国語版を購入。
因みに、探すと、Yahoo(https://store.shopping.yahoo.co.jp/niyantarose/novel38.html)でも買えるけど、輸送費がかかり高いので、私はソウルに行った際に購入派。
韓国書籍事情としては、紙の書籍が売れなくなっているのは日本と同じだけど、リアル店舗よりネットで買うと確実に安く買える。最新刊は別だけど、通常10%オフで買えるし、ミリオンセラーだったり古かったりすると30%オフで購入可能。また、小説も、サイズが日本の文庫本というよりはハードカバーサイズなので、定価だと大体1万5000ウォン(約1500円程度)する。
本作の作家もウェブ小説家(しかも兼業)なので、中国での位置づけは日本の女流作家だと「唯川恵」みたいな感じなのかな、と。(割と軽いタッチのメロに強く、ドラマ化しやすいストーリー)
決してこよなく愛する山崎豊子、ではない気がする。
また、韓国は日本よりもオンライン書籍文化が進んでるので、私はRidiBookも利用中。
他の書店もあるけど、Ridiは会員登録に韓国の携帯電話の番号必須じゃないことと、購入に際し海外のクレジットカード決済もOKなので、帰国後利用にはほんと便利。
電子書籍は、読み上げ機能もあるし、ネット連携で単語検索機能もあったり、と諸々紙の書籍と違う楽しみ方も出来るのが特徴。
Ridi Book(韓国の書籍のオンラインショップ、https://ridibooks.com/)
stellaombra at 11:48|Permalink│Comments(0)